アップデート情報GeminiGemini Notebook2026年9月18日公開・約4分で読めます

Geminiの「ノートブック」が学校・組織のユーザーにも開放 — 資料をまとめて整理し、集中して使えるAI作業スペース

出典: Google Workspace Updates(公式ブログ)2026年9月17日発表・原文は英語
Geminiの「ノートブック」が学校・組織のユーザーにも開放 — 資料をまとめて整理し、集中して使えるAI作業スペース
解説 鈴木悠雅(株式会社ふじサンバ 代表/Associate Google Workspace Administrator 取得)
10名規模の平均導入期間2週間契約継続率90%47都道府県対応

この記事のポイント

  • Gemini appの**「ノートブック」機能**が、学生・教育者・ビジネスユーザーを含む組織のユーザーにも利用できるようになりました(2026年9月17日 公式発表)
  • ノートブックは、特定のテーマに関する資料や会話を1か所にまとめて整理できるAI作業スペースです
  • 1つのノートブックに追加できる資料(ソース)は最大10件
  • 設定はデフォルトでオン。利用にはGemini AppとGemini Notebookの両方のアクセス設定が必要です

1何ができるようになった?

「ノートブック」は、2026年4月にGemini appの機能として発表された、個人ユーザー向けの整理された作業スペースです。今回のアップデートで、この機能が学生・教育者・ビジネスユーザーなど組織のユーザーにも開放されました。

公式ブログでは、次のような使い方が例として挙げられています。

利用者 使い方の例
学生 特定の授業の資料を1つのノートブックにまとめてアップロードし、その授業内容に沿った練習問題の作成や、複雑なトピックの解説をGeminiに依頼する
教育者 カリキュラムの基準、課題のルーブリック、授業テンプレートをアップロードし、それに沿った教材や個別最適化された学習資料、生徒へのフィードバックを作成する
ビジネスユーザー 製品情報、プロジェクトの詳細、調査レポート、戦略メモなどを特定のテーマのノートブックにアップロードし、要点の整理や成果物の下書きを作成する

また、ノートブックはGemini appとGemini Notebookという2つのツールを組み合わせて使える点も特徴です。たとえば授業ノートをノートブックに追加してGemini Notebookで動画形式の要約を作成し、翌日はGemini app側から同じ資料をもとに学習ガイドの作成を依頼する、といった使い方が紹介されています。

2対象と条件

  • 対象: 欧州経済領域(EEA)を除くすべてのGoogle Workspace顧客とWorkspace Individual契約者、および個人のGoogleアカウントのユーザー(全世界)
  • 展開状況: Rapid Release・Scheduled Releaseの両ドメインで、2026年9月14日から段階的に展開開始(機能が見えるまで最大15日)
  • 管理者側: デフォルトでオン。Gemini AppとGemini Notebookのアクセス設定で制御する。ノートブックを利用できるのは、Gemini NotebookとGeminiの両方が「オン」に設定された組織部門(OU)やグループに属するユーザー
  • 利用者側: 1つのノートブックに追加できるソース(資料)は最大10件

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3使い方・設定

  1. Gemini appの左側パネルを開く
  2. 「新しいノートブック」をクリックし、資料(ソース)と focus area(作業テーマ)を追加する
  3. ノートブックに資料をアップロードし、要約・練習問題・動画形式の要約などをGeminiに依頼する
  4. 管理者が利用を制限したい場合は、Gemini AppまたはGemini Notebookのアクセス設定を組織部門(OU)やグループ単位でオフにする

4中小企業への影響

10名規模の会社では、案件ごと・取引先ごとに資料やメールがあちこちに散らばりがちです。ノートブックは、特定のテーマ(案件・顧客・プロジェクトなど)に関する資料を1か所にまとめて、そこからGeminiに要約や下書き作成を依頼できる仕組みのため、こうした「資料が散らばって探すのに時間がかかる」という悩みに直接効きます。

デフォルトでオンのため、追加設定なしですぐに使い始められる点も中小企業には利点です。一方で、資料をアップロードして使う機能である以上、社外秘の情報をどのノートブックに入れてよいかは社内でルールを決めておくと安心です。

5よくある質問

Q1. ノートブックには何個まで資料を追加できますか?

公式ブログによると、1つのノートブックに追加できるソース(資料)は最大10件です。

Q2. 利用にはどんな設定が必要ですか?

公式ブログによると、ノートブックはデフォルトでオンです。利用にはGemini AppとGemini Notebookの両方のアクセス設定が組織部門(OU)またはグループでオンになっている必要があります。

Q3. 対象となるのはどんな契約ですか?

公式ブログによると、欧州経済領域(EEA)を除くすべてのGoogle Workspace顧客とWorkspace Individual契約者、および個人のGoogleアカウントのユーザーが対象です。

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